パニック障害の克服 その3
こんばんは、aoiです。
今夜もパニック障害のお話をしていきますので、最後までよろしくお願いします。
前回の記事の続きから。
禁断のオーバードーズを犯してしまい、パニックは一旦は収まりましたが、今度は激しい落ち込みとの格闘が始まりました。
劇薬の説明を受けながらも先生の指示通りに従う事が出来なかったという事実、パニック障害が苦しくて精神的に極限状態で薬でしか逃げられない悔しさ。
この頃を境に私の人生は急激に降下して行きました。
当時パニック障害という言葉自体がまだまだ普及しておらず、携帯電話すら普及していない時代、こんな症状があるのはどんな病気?のように機械音痴の私には検索出来ませんでしたので、当然医学書物を漁りました。
で、これっぽいだろうと思ってしまうのが自律神経失調症。たくさんの医学書にこの症状と自律神経失調症が重なります。
確かに広い目で見れば当てはまる病名かもしれませんが、一刻も早く何とかしたいのは身体中が痺れるパニック障害なのです。
そんなこんなで無駄な時間を過ごしてしまっていました。
そしてひと月が過ぎ、2回目の精神科の通院の日がやって来ました。
先生に、このひと月の出来事を話しオーバードーズしてしまった事も正直に話しました。
でも、先生は決して怒らずに逆に笑ってくださいました。
先生曰く、最初はそんなものだから!
ゆっくり改善していきましょうとの内容でした。
私が一番気になっていたのが、ジェイゾロフトというお薬が効いていないのでは?その疑問でいっぱいです。
先生のお話ではジェイゾロフトに限らず、精神薬には超長期間服用していくものも多く、このジェイゾロフトもその一つであることを知りました。
で、今回処方されたお薬は前回と全く同じでした。
私にとってジェイゾロフトは中々の曲者です。本当は全く効いていないのでは?
そっちのことばかりが気になります。
対するリーゼは、こちらはというと中々のツワモノです(^^)笑。
お薬手帳にも有りましたが、このお薬は真逆の性格とも取れるお薬です。超短期型と超長期型のお薬、先ずはこのお薬の組み合わせから効果が出始めるのか?効果が出ないのか?それを見極めてから次のお薬の選択があるとのお話でした。
この時点で私はこのパニック地獄からはもう抜け出せないだろうと思いました。しかし、私には今まで持っていなかったスーパーアイテム(リーゼ)を持ってます。精神科に掛かるまではパニック発作に襲われたら、只々回復する事のみ祈るしかなかったのですから、かなりの進歩だと思うしか有りません。
そしてまたひと月、しっかり服用していますが、パニック発作の頻度は変わらずでした。
3回目の通院、ここでお薬の変化が!
ジェイゾロフトが25mgから50mgへ増薬です。この増薬によってパニック発作の回数が減らないようであれば、違うお薬に変更しましょうとの事でした。
私はジェイゾロフトに疑問を持っていましたので今回の増薬に期待を込めてます。
が、なんとその日の夜にパニック発作です。しかも運悪く彼女の目の前で!泣
私の発作の酷さを目前にして彼女は怯えています。しかも救急車を呼ぼうとする始末です。
パニック中に救急車なんて死にに行くようなものです。
その日から彼女は徐々に離れていき、ついに別れ話を持ち出して来ました。あの日から私は遅かれ早かれこうなるだろうとは予想してありました。最悪な状況です。
働きたいのに働けない、唯一の救いの彼女からは別れ話をされ、生き地獄に加速がついてしまいました。
今夜も当ブログを読んでくださりありがとうございます(^^)
続きは次回になります。
この後どう克服出来たのかを予想してみてください(^-^)