パニック発作をコントロール

 今日は私自身が経験して身についた事を話題の一つにしようと思います。

 

まずパニック障害の方ならわかると思いますが、発作中は勿論のこと、いつ何時に発作に襲われるかわからないので、発作そのものよりもいつ何処で発作が襲ってくるのか?というように正に身を削る思いを常に考えてしまうと思います。

 

私自身、もうこの発作で死ぬかも知れないと思うような体験を繰り返し、ある時を境に自衛手段?が身に付きました。

 

私の場合、発作の半数は指先の痺れ、お腹の辺りが辛ような感覚、過呼吸が先に症状に現れるので、来るかも?来た!

そしてその感覚がどんどん増大して、意識すら朦朧とするというのがパターン化していました。

 

自分なりにロジックを積み重ねて来ていたので、発作の本体が襲う前に意識自体を全く別方向に向けるため、色々試してきました。勿論この時はまだ投薬前、つまり精神科などを知らなかった時の話です。

 

意識を一瞬のうちに逆方向に向ける為、たくさん試してみて、どうやら自分の場合は香りや熱い温度である程度発作をかわせる事が出来ました。

特に温度に関しましては、熱い温度のもの、温かい缶ジュースやホッカイロなど、でもこれらは当時は真夏には入手がとても困難でした。

なので寒いうちからホッカイロの類は買い溜めておき、どんな時も持ち歩いておりました。

香りに関しましては、自分の好む又はとても落ち着く香水などを購入して、これらも常に持ち歩いて過ごしてきました。

 

これは単に自分の体験談ですが、現在パニック障害で苦しまれている方の気持ちの支えになれれば幸いです。

 

もう一つ有りました。

飴やガム、ラムネの類も持ち歩いてました。

自分の場合、パニック発作の引き金の一つは空腹にも関係しているようでしたので、チョコレート以外(持ち歩いているうちに溶けてしまうので)の糖類を常に持って過ごしてました。

 

まだまだ有りますが、今日のパニック発作のかわし方のお話はこの辺りにしようと思います。

 

まだまだ有りますが、続きは明日以降に掲載していこうと思っております。